多摩動物公園
最後に動物園に行ったのはいつですか？
最近？数年前？はたまた小学校の遠足以来という人も居るのではないでしょうか。
東京都には大きく４つの都営動物公園（正確には「葛西臨海水族園」は水族館）が存在します。
今日はその中でも「多摩動物公園」の動物たちについていくつかご紹介していきます。
多摩動物公園は東京都日野市に存在し、首都圏では最大級の敷地面積を誇ります。
（なんと上野動物園の４倍近い敷地面積！）
園内は「アジア園」「オーストラリア園」「アフリカ園」「昆虫園」の４エリアで構成されており
特にアカカンガルーやコアラの見れる「オーストラリア園」に力を入れています。
そんな愉快なオーストラリア園からいくつか動物をご紹介しましょう。
現存する有袋類としては最大のカンガルーで、オスの個体は最大で体重９０キロにもなります。
よくネットで目にするムキムキのカンガルー写真は大概コイツです。
オーストラリアのほぼ全域に広く分布するカンガルーですが、現地では食用とされたりします。
オーストラリアの南東に位置するタスマニア州の固有種で体高３０センチ、体長８０センチ程度と
小柄な体躯でありながら、現地ではこれでも最大級の肉食性有袋類になります。
ぱっと見はキュートな小動物なのですが、漆黒の毛並みと食事シーン（写真参照）の激しさから
「デビル」と言う名前を付けられた悲運の動物です。
因みに鳴き声も絶叫系です。
オーストラリア固有の樹上性有袋類です。
愛くるしい見た目とのんびりした動きで大変人気のある動物です。
コアラの食性がユーカリの葉のみであることは知られていますが、ユーカリの葉が有毒であることはご存じでしょうか？
彼らは１日２０時間程度の睡眠が必要になるのですが、この長い睡眠時間はユーカリの毒性を分解するために必要なのです。
つまり１日４時間だけ起きて有毒な葉っぱを食し、あとの２０時間は気絶してる。とも言えます。
以上、愉快なオーストラリアの動物たちをご紹介しました。
多摩動物公園ではこの他にも巨大なドーム状の温室を飛び回る蝶々を観察できる「蝶の楽園」など
真冬でもゆっくり楽しめる展示がたくさんあります。
機会がありましたら是非訪れてみてください。
第１システム事業部 第２グループ T.N