通信プロジェクト編
- 所属部署
- 第2システム事業部 第3グループ
- 名前
- T.F
- 役職
- グループ長
- 勤続年数
- 25年 キャリア採用(2023年現在)
仕事内容
某大手通信会社のトラフィックレポートシステムの新機能提案、見積、開発、保守運用と
統括したシステム構築に携わっています。
その中でも、新機能提案と見積を主に担当していますのでITコンサルティングな業務をしています。
日々お客様の意向に沿った業務改善や新サービスに対して円滑に業務運用が実現できるシステム提案を心がけご提案しております。
また、保守運用者の立場に立った基盤(リーソース)設計と監視機能についてもお客様に納得して頂ける提案をしています。
SEとしてのポリシー
私のポリシーとしては、単にお客様からのヒヤリング結果をただ単にシステム化するのではなく現在のIT業界における新しい手法を考慮しシステムにマッチした、基盤(リソース)設計、アーキテクチャの提案と保守運用の経験を生かした現状の業務フロー改善に対する新機能についても提案できるSEである事を心がけています。
特にアーキテクチャについては、目まぐるしく新しい手法が上げられますのでシステムにマッチしているかを良く検討し自己満足ならないような提案とする事が大事であると思います。
また、SE自身が、プログラミングスキルを持ちプロジェクトにおける各工程(設計、製造、試験)においても支援可能なスキルを保持している事も重要であると思います。
近年では、「コンサル(提案)」と「デベロッパー(開発)」との境目がはっきりと区分けされないプロジェクト活動が求められています。
SEとして幅広いスキルが、要求される時代に入っています。
これに対応して行けるSEでありたいと日々努力して行きたいと思っています。
SEの1日
- 09:00業務開始、監視基盤からのアラートメールチェック確認、メール及びチャットの確認
- 11:00保守運用朝会
- 13:00新システム提案と見積お客様レビュー
- 14:00保守運用監視基盤アラートメール原因調査結果及び対応検討結果内部レビュー
- 15:00保守運用監視基盤アラートメール原因調査結果及び対応検討結果お役様報告
- 16:00開発プロジェクト 基本設計内部レビュー、新基盤に向けた提案書作成
- 18:00業務終了
某エンジニアがSEになるまで
まずはプログラマーとしてプロジェクトに参画し、右も左もわからずとりあえず先輩が実装したプログラムを片っ端に読み知識を蓄えました。
ある程度の開発経験を経てプロジェクトのメインとなるアプリケーション実装を担当しました。
先輩社員が急遽別プロジェクトに参入となり、この頃の時代の風潮もありましたがムチャ振りでメインとなるアプリケーションの実装担当となりました。
多数のバグを発生させる結果となりましたが、周りの先輩からの支援もありなんとかリリースまで完了することができ、この経験が以降のSEとしてとても良い経験ができたと思います。
その後、詳細設計担当としてプロジェクトに参画し設計業務を担当できるようになりました。
そのプロジェクトでは他社のベテラン設計者もいたため、その人の設計力を参考にしつつ、他社のメンバーとのコミュニケーションが必要であったため、そのスキルも身につくことができました。
設計を担当すると見積する機会も得られます。
そのためプロジェクト管理の方とも話す機会も増えてきたため、いま思えば自分がプロジェクト管理する立場になる端緒だったと思います。
詳細設計の経験を積んだ後に、基本設計の担当としてプロジェクトに参画し、やっとSEとしての第一歩を踏み出しました。
このプロジェクトで「Oracle社 ERP」に携わる経験ができプロダクトの導入の楽しさを経験しました。
あまりにも、このプロダクトにはまり当時札幌在住ではありましたが、東京出張を自ら立候補し単身赴任生活が増えて行きました。
更にチームリーダーの任されることにもなり、今までのような技術的スキルだけでなくチーム管理やチームの雰囲気を鼓舞する役目など、今までとは違ったマネジメントスキルが必要であり大事であることを痛感したのを思い出します。
そして要件定義工程を担当することになり、より一層お客様から得られる業務知識やニーズを先取りした提案をするようになり現在に至っています。
今までの経験を振り返るとSEになるためにはシステム開発手法と同じように一つ一つ経験をしないと上位のレベル(工程)にステップアップできないといことです。
SEになるには近道はないと思っています。